六所皇大神宮


六所皇大神宮
この地は 六所皇 大神宮と称される神社でした。
筑波山の南麓にある六所と呼ばれるこの地には、「六所皇大神宮」があり常陸国六ヶ所を統括する総社として七世紀中期に建立された御社でした。
「皇大神宮」とは「天照皇大神宮」とも尊称されるように、天照大神を主神として祭祀する最高格の神社を指します。
当時の朝廷が伊勢皇大神宮に奉幣(天皇から奉られる絹や麻や木綿などの幣帛を奉納すること)される際に、勅使を六所皇大神宮にも派遣し同時に奉幣されたと伝えられています。
六所境内地 中央
神体山
筑波山は神体山です
関東平野の東、気高い山容をみせる筑波山二峰は、古来より神体山として崇敬されてきました。万葉の昔からいつも人々にやさしく温かい風情を投げかけています。
一峰の男体山は伊弉諾尊、もう一峰の女体山は伊弉冉尊をご祭神として、東国鎮護の主神とされたことは「常陸風土記」「万葉集」にても明らかであります。
標高は女体山が877メートル、男体山は870メートルと、高い山ではありませんが、古来より関東の名山とされ親しまれ、登山者も絶えません。
登山道も数多くありますが、以前は六所皇大神宮の横から、夫女ヶ原を通って山頂を目指した道がメインルートでありました。

筑波山

明治時代、廃社前の旧六所皇大神宮(配置図)

六所照庵
ここは神霊域です
手水で浄め 参拝いたしましょう
ここには御社殿はありませんが、六所皇大神宮霊跡地として神様が宿る聖域です。
参拝に先立ち手水舎で心身を浄めてから、今ある幸せを感謝し心を込めて祈念いたしましょう。
参拝の後は修徳碑(6)や由来碑(9)を読んで、遥か昔に想いを馳せてください。
参拝し心を浄め御神徳に浴した後は、近くを散歩したり、白滝を通って筑波山登山はいかがでしょう。


⑫六所照庵

⑬手水舎
六所皇大神宮霊跡地の由来
当地は、筑波地方の総社として神武天皇4年(紀元前657年)創建されたと言われる六所神社(六所皇大神宮)の霊跡地です。
人皇九代開化天皇28年(紀元前130年)正月、筑波の神主に勅して祭事を定め、夏至と冬至には、当社と筑波山上の宮との間に御座替祭が執行され、そこで筑波山里の宮とも男女神御座替の宮とも呼ばれました。
現在は筑波山神社の御座替祭として継承されています。この時、神様の御衣の御着せ替えも行い、この祭は神御衣祭と呼ばれ、東京の奣照修徳会にて継承されています。
同神社は、伊勢大廟の御分社として御所大神宮、六所皇大神宮と称され、伊勢の代拝所として多くの人々の崇敬を集める宮でした。
廃社と聖域復興
明治政府による神社統廃合の進む中、明治41年、時の神主をはじめ氏子総代などが合議の上、六所皇大神宮は廃社となりました。
大正始め、奣照修徳会 初代会長 高木福太郎は筑波地方への総山詣(巡峰行)の折、天照大神ゆかりの六所神社が見るかげもなく荒廃し、変わり果てた有様に驚き強く心を傷め、会員と図り、地元の人々とも協議を重ね、旧跡地の復興を首唱。以来霊跡地の整備保存に尽力して来ました。
伝統を受け伝えるため毎年4月10日、当地にて御祭神鎮座の例大祭「六所大祭」を執行しています。
また天照皇大神の御更衣御神体は東京の奣照修徳会本部に奉遷され春秋の2回(4月11日と11月11日)神御衣祭の式典を執行し、今日なお、古式にのっとり伝承されております。

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